12月22日（木）、第8回定例研究会をオンラインで開催いたしました。
概要
日 時：12月22日（木）16時30分～18時00分
場 所：オンライン（Zoom）
発 表 者：大田 省一（京都工芸繊維大学）
タイトル：メコンデルタ開拓村の集落形態―計画的居住区の建設
計画研究B02班の大田 省一教授から、ベトナムに位置するメコンデルタ開拓村におけるご研究内容についてご発表いただきました。メコン川流域は、本領域の共同フィールドの一つとして設定している地域で、領域の共同研究を検討する上で重要な場所です。
発表では、メコンデルタのフロンティアに立地するカインフン社の線形居住区（CTDC）について、国家によってCTDCが建設された背景や目的、住居形態の特徴や入居状況などについて紹介されました。そして、計画地への入居が進んでいない要因などについて考察されました。
発表ののち、このようなフロンティア社会における保健・衛生面での課題や土地所有の実態、土地の相続などに関する点について、参加メンバーで議論を行いました。
