釧路湿原・根室地域の湿原におけるクイナ類の調査

 2022年8月5日〜9日、北海道の釧路湿原および根室地域の湿原において鳥類のクイナ類、特にシマクイナの調査をC01班が中心になり実施しました。
 シマクイナは絶滅危惧種に指定されており、湿地性鳥類の生息状況や環境を明らかにすることで、水共生学が提唱する「水循環システム」を形成する三つの圏域の中でも特に生物圏の動態解明へ貢献できると考えております。
 今回の調査によって、希少鳥類であるシマクイナの新規生息エリアが確認できました。また、同エリアの植生についても把握し、今後の調査へ向けた良い成果を得ることができました。

巡検内容

・釧路湿原および根室地域湿原のクイナ類調査
・生息地域の植生調査

8月8日根室半島での調査の様子(夜間)
調査で設置したセンサーカメラに映ったシマクイナ
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