C01班・鹿野雄一先生(九州オープンユニバーシティ)が世界に先駆けてリアルな「3Dデジタル生物標本」を水生生物を中心に1400点以上を公開されました

 C01班(流域圏生態系におけるヒトと自然の共生)研究分担者の鹿野雄一先生(九州オープンユニバーシティ)が世界に先駆けて、独自かつシンプルなフォトグラメトリの手法を開発し、「バイオフォトグラメトリ」と銘打って、水生生物を中心に1400点700種以上の生物標本の3Dモデルをオンライン公開されました。公開された3DモデルのほとんどはCCBY 4.0ライセンスの下、誰でも自由にダウンロード・利用が可能です。

 水環境とヒトとの共生を考える上で、水生生物多様性をリアルに実感できる3Dデジタルデータは、様々な分野に活用できると考えられます。たとえば、環境教育・生物多様性などに関するメタバースやバーチャルリアリティに利用できるでしょう。また、多角度からのスナップショットをAIに学習させることで、生物種の自動判別などにも応用できると期待されます。

論文Bio-photogrammetry: digitally archiving coloured 3D morphology data of creatures and associated challenges” Yuichi Kano
Research Ideas and Outcomes (RIO) (Aug.2022)
https://doi.org/10.3897/rio.8.e86985

3Dモデル公開先
https://sketchfab.com/ffishAsia-and-floraZia

ABEMA「ABEMAヒルズ」に取材を受けました。
https://abema.tv/video/episode/89-71_s10_p3812


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