キックオフ・シンポジウムを開催しました

キックオフシンポジウム会場

科学研究費補助金学術変革領域研究(A)「ゆらぎの場としての水循環システムの動態的解明による水共生学の創生」キックオフ・シンポジウム(公開シンポジウム)を開催いたしました。参加申し込みを106名(領域メンバー43名、一般63名)の方々からいただきました。ご参加いただいた皆様に、厚く御礼申し上げます。

はじめに、松井 地球社会統合科学府長より挨拶があり、荒谷 領域代表より領域全体の目標や布陣について紹介をいたしました。次に、キーノート・スピーチとして東京大学 沖 大幹 教授より、「水共生学への期待─水循環と人間社会との共進化─」として水文学の観点から水循環と人間社会との共進化に関する話題提供を頂きました。シンポジウムの後半では、「水共生学が目指すもの」と題するパネルディスカッションを実施しました。水共生学領域の各計画研究班代表(渡部、松本、藤岡、荒谷)が研究計画を紹介したのち、沖先生や会場の参加者を交えて、今後領域として目指すものに関する意見交換を行いました。文理を超えた多様な観点からの活発な質疑が行われるなど本研究領域に対する大きな期待を感じ、参画者一同が本研究を進めるモチベーションを改めて高めるイベントとなりました。

領域代表挨拶
荒谷 領域代表(九州大学・教授)
キーノート・スピーチ
東京大学・沖 教授
パネルディスカッション
計画研究代表等によるパネルディスカッション

水共生学の船出~水-ヒト-生き物が共生する未来を目指して~

日  時:2022年3月6日(日)14:00~17:40
開催方法:オンライン配信および対面参加(人数制限あり)
会  場:ANAクラウンプラザホテル福岡 クラウングランドボールルーム
     (福岡市博多区博多駅前3-3-3)

プログラム

13:30  開場
14:00-14:10 開会挨拶: 松井康浩(九州大学・教授)
14:10-14:30趣旨説明・研究紹介: 荒谷邦雄(九州大学・教授)
「ゆらぎの場としての水循環システムの動態的解明による水共生学の創生」
14:30-15:30 キーノート・スピーチ: 沖 大幹(東京大学・教授)
「水共生学への期待 ─水循環と人間社会との共進化─」
15:50-17:30パネルディスカッション「水共生学が目指すもの」
・渡部哲史(京都大学・准教授)
「水共生学の創生に向けた水とその周辺環境情報の創出と展開」
・藤岡悠一郎(九州大学・准教授)
「水共生を支える社会・文化・行動の解明:守るべきもの,変わるべきもの」
・松本朋哉(小樽商科大学・教授)
「持続可能な水資源ガバナンスのミクロ実証分析」
・荒谷邦雄(九州大学・教授)
「流域圏生態系におけるヒトと自然の共生」
・モデレーター 鬼丸武士(九州大学・教授)
17:30-17:40 閉会挨拶 荒谷邦雄

主催:科学研究費補助金学術変革領域研究(A)「ゆらぎの場としての水循環システムの動態的解明による水共生学の創生」
共催:九州大学大学院地球社会統合科学府,九州大学アジア・オセアニア研究教育機構

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